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レジが進まないと、前の客や店員にイライラする…。
53歳独身一人暮らしのわたしは、まさにそうでした。
イライラを口にこそ出しませんが、まさにキレるおじさん。ヤバいですね。
しかし、振り返ってみると仕事の疲れや焦りが、そうしたイライラの反応を強めていたのかもしれません。
この記事では、相手を責める前に見直したことと、イラッとしたときの対処法、普段から気持ちの余裕を作る工夫を紹介します。
- レジ待ちでイライラが強くなったエピソード
- イラッとしたときに実践している3つの対処法
- 普段から気持ちの余裕を作るために見直したこと
レジ待ちでイライラする心理

レジの前の人が、
- 会計金額を聞いてから財布を探し始める。
- 小銭を一枚ずつ出す。
- 買い忘れた商品を取りに戻る。
そんな様子を見て、
「並んでいる間に準備できたはずなのに💢」
と感じることがあります。
わたしは以前、レジが思うように進まないと前の客や店員にばかり原因を求めていました。
しかし、同じ待ち時間でも、いつも同じように腹が立つわけではありません。
仕事に余裕がある日は、それほど気にならない。
一方、疲れている日や急いでいる日は、わずかな待ち時間でも長く感じます。
もしかすると、レジ待ちでイライラする背景には、そのときの自分の疲れや焦りも関係しているのかもしれません。
イライラすること自体を責める必要はありません。
ただ、普段なら流せることに強く反応しているなら、自分の状態を振り返る余地はあります。
50代のわたしがイライラしていた状況

スーパーで店員に向かって大声で怒る高齢者を頻繁に見かけます。
当時のわたしは、
「なぜ、そんなことで怒るのだろう」
と、どこか他人事のように見ていました。
ところが後から振り返ると、わたし自身も似たような状態になっていました。
大声で怒鳴ることはなくても、頭の中では相手を強く責めていたのです。
以下に示した具体的な状況を聞いてください。
聞き返されただけで腹が立った
詳しい場面までは覚えていません。
スーパーやドラッグストア、コンビニで、「箸をください」的なことを伝えると聞き返された。
そんな本当に些細なことだったと思います。
今考えれば、わたしの声が小さかったのかもしれません。
周囲が騒がしく、店員に聞こえにくかった可能性もあります。
それでも、その瞬間は、
「なぜ一度で分からないのか💢」
と強い憤りを感じました。
相手に原因を求める一方で、自分の伝え方にも問題があったのではないかとは考えませんでした。

こうして書き出してみると、
当時のわたしは荒れてますね。
最近、スーパーなどでカスタマーハラスメント防止のポスターを見かけるようになりました。
そこで、レジで大声を出して怒っていた人たちと、当時の自分を思い出しました…。
程度の違いはあっても、気持ちの余裕を失っていたという点では、
わたしと大声で怒鳴る人の心情・行動は無関係とは言えないように感じています。
もう少し、自分自身を振り返ってみます。
仕事で疲れた日ほど強くなった反応
自分がイライラした場面を振り返ると、特に反応が強くなりやすかったのは次のようなときでした。
- 仕事で疲れていたとき
- 人の話を長時間聞き続けたあと(愚痴など興味のない話)
- SNSやショート動画を見たあと
わたしはサービス関係の仕事をしています。
仕事中は、人の話を聞き、状況を確認し、何を優先するか判断しなければなりません。
その状態が長く続いたあとは、普段なら気にならないことにも反応しやすくなっていました。
店員に聞き返されたときも、「自分の声が小さかったかな」と考える余裕がなかったのだと気づきました。
そう気づいたわたしが試した対処方法を紹介します。
イラッとしたときの3つの対処法

正直、今でもレジ待ちでイラッとすることはあります。
けれど、感情のまま反応する前に次の3つを意識しています。
1.「今は疲れている」と考える
最初に、相手ではなく自分の状態を確認します。
- 今日は仕事で疲れていないか?
- 人の話を長く聞いたあとではないか?
- 急いでいないか?
- 空腹ではないか?
- SNSや動画を見続けたあとではないか?
相手に問題がないとは限りません。
それでも、
「今は自分が疲れていて、普段より反応が強くなっているのかもしれない」
という可能性を加えるだけで、感情と少し距離を取れるようになりました。
2.前の客や店員の立場を想像する
わたし自身もサービス関係の仕事をしています。
お客さんの声が聞き取りにくいこともあれば、複数の作業が同時に重なる場面もあります。
レジの前の人にも、こちらからは分からない事情があるかもしれません。
- 耳が聞こえにくい。
- 支払い方法に慣れていない。
- 財布の中が見えにくい。

このように考えるだけで、
相手を一方的に「要領が悪い人」と決めつけにくくなりました。
お客さんだけでなく、店員さんに聞き返されたときも、
- 「聞こえなかっただけかもしれない」
- 「自分も仕事中なら同じことがある」
と考えるようにしています。
少し他人の立場を考えるだけで、驚くほど冷静になれました。
3.反応する前の深呼吸
イラッとしたときは、すぐに言葉や態度へ出さず、まずその場をやり過ごします。
そのあとに深呼吸します。
深呼吸で怒りが完全に消えるわけではありません。

わたしにとっては、
感情のまま反応するまでに数秒の間を作る手段です。
その数秒があるだけで、強い口調になったり、相手を責めたりするのを避けやすくなりました。
次では、イライラの原因が何なのか?を紹介します。
イライラを強めていた自分の状態

3つの対処法を試して、概ね上手くいったわたしは、イライラする理由を調べてみました。
すると「前頭前野」という言葉が出てきました。
疲れや焦りへの気づき
前頭前野は、判断や行動、感情の調整などに関わるとされています。
ただし、わたしがイライラした原因を医学的な検査で確認したわけではありません。
「前頭前野が疲れていたから怒った」と断定することはできません。
それでも、
- 疲れていると普段より感情的になりやすい
- 判断が重なると余裕を失いやすい
- 同じ出来事でも、自分の状態によって反応が変わる
という考え方は、自分の行動を見直すきっかけになりました。
以前は、レジの前の人や店員の行動だけを見ていました。
現在は、そのときの自分が疲れていなかったか、焦っていなかったかも確認するようにしています。
自分を客観視する「前頭前野」という合図
現在でも、イラッとした瞬間に「前頭前野」という言葉が頭に浮かびます。
医学的な診断として使っているわけではありません。
「前頭前野」というキーワードは、
「今は自分の気持ちに余裕がないのかもしれない」と立ち止まるための合図です。
この言葉を思い出しても、怒りがなくなるわけではありません。
それでも、相手に反応する前に、自分の状態を少し客観的に見られるようになりました。
気持ちの余裕を作る工夫

イラッとしたあとに深呼吸するだけでは、その場の対処にとどまります。
わたしは次第に、イライラしてから対処するだけでなく、
普段から気持ちの余裕を作る必要があると感じるようになりました。
そこで試したのが、日常で迷う回数を減らすことです。
生活のすべてをルーティン化したわけではありません。
主に実践したのは、食事に関する行動でした。
食事について考える回数の削減

朝食は、基本的にプロテイン飲料です。

53歳独身一人暮らし、
もちろん朝食を食べない日もあります。
起床後は、まず職場で食べる冷凍弁当を電子レンジで温めて、持って行く準備をします。
昼食は、朝に用意したその弁当が基本です。
冷凍宅配弁当を利用し、ご飯は150〜160g、全体で1食約600kcalにすることを決めています。
朝食と昼食がある程度決まっているため、「今日は何を食べようか」と考える必要がありません。

これが、意外に効果がありました!
わたしは最初から、食事を考えることが負担だと自覚していたわけではありませんでした。
冷凍弁当を利用し、食事について考えなくてよい時間が増えたことで、
後々に、そうした「食事について考えること」が負担だったと気づいたのです。
昼休みの買い物と外食選びの削減
以前は、昼食のたびに次のようなことを考えていました。
- コンビニへ行くか
- 外食するか
- 何を買うか
- カロリーはどのくらいか
- 食べ過ぎにならないか
- 昼休みの時間内に戻れるか
現在は、出勤前に弁当を用意しています。
なので、昼休みに買い物へ行ったり、外食先を選んだりする必要はありません。
冷凍弁当を利用しても、判断がすべてなくなるわけではありません。
注文時にはメニューを選び、配送日も決めます。
それでも、昼休みのたびに発生していた判断を、注文時や朝の準備にまとめられるようになりました。
わたしには冷凍弁当noshが合っていますが、noshでなければならないとは思いません。
市販の冷凍食品、作り置き、いつも利用する店の弁当など、自分が続けやすい方法でよいと思います。
大切なのは、特定の商品を使うことではありません。
食事について毎回一から考えなくてもよい状態を作ることです。
SNSやショート動画との距離
わたしは普段、SNSやショート動画を長時間見る方ではありません。
それでも、見たあとは断定的な言葉に反発したくなったり、多くの情報が頭に残ったりすることがありました。
そのため、疲れているときには、なるべく見続けないようにしています。
SNSやショート動画が悪いと決めつけるつもりはありません。
ただ、見たあとにイライラしやすいと自覚しているなら、少し距離を取ることはできます。
わたしの場合は、疲れている日に見る量を減らすだけでも、余計な刺激を増やさずに済んでいます。
実際に感じた変化

自分のイライラを客観視できるようになりました。
以前より早く落ち着けるようになったこと
これらの方法を試しても、イライラしなくなったわけではありません。
現在でも、レジの前の人を見て、
「先に財布を準備しておけばいいのに」
と思うことはあります。
変わったのは、イラッとしたあとの反応です。
以前は、相手に原因を求めたまま、しばらく腹を立てていました。
現在は、
「今日は仕事で疲れているから、反応が強くなっているのかもしれない」
「自分にも伝え方の問題がなかったか」
と考えられるようになりました。
イライラする理由を調べ、自分にできることを試していると意識するだけでも、以前より早く落ち着けるようになったと感じています。
迷う回数を減らして感じた生活の変化

わたしは、職場で食べる食事を自分で用意しています。
昼食を固定してから、生活面でも次のような変化を感じています。
- コンビニや外食で昼食を選ばなくなった
- 食事内容やカロリーを毎回考えなくなった
- 昼休みに買い物へ行かなくなった
- 午後の仕事へ入りやすくなった
- 食後の眠気を感じにくくなった
- 食べ過ぎや間食が減った
- 気持ちに余裕が生まれた
これらは、わたし自身が感じた変化です。
冷凍弁当を使えば、誰でも同じ結果になるという意味ではありません。
もちろん、口に合わないメニューもあります。
ボリュームが足りないと感じることもあります。
それでも、良い面と不満な面を含め、冷凍弁当を取り入れた生活が自分には合っています。

今では、noshに限らず、冷凍弁当のない生活は考えにくくなりました!
まとめ|自分で変えられる一つの見直し

レジ待ちでイライラしていた頃の自分へ、今ならこう言います。
相手に原因を求めているけれど、自分にも原因があるかもしれないと、なぜ考えなかったのか。
変えられないことに悩むより、自分で変えられることに注力した方が建設的だぞ!
前の客が財布を出すタイミングは変えられません。
店員の対応やレジの進む速さも、自分では決められません。
しかし、自分が疲れていることに気づくことはできます。
相手の立場を想像し、感情のまま反応する前に深呼吸することもできます。
毎日の生活で何度も迷っていることを、一つだけ固定することもできます。
しかし、生活全体を完璧なルーティンにする必要はありません。
わたし自身、帰宅後は晩酌しながらPC作業をする日もあれば、そのまま横になって寝てしまう日もあります。
すべてを整えようとすると、それ自体が新たな負担になります。
まずは、
一番判断に時間をかけていることを一つだけを固定する
ことから始めてみてください。
朝食を固定する。
昼食を持参する曜日を決める。
疲れている日はSNSを見ない。
どれか一つで構いません。
変えられない誰かの行動に使っていた気力を、自分の生活を少しラクにするために使う。
それが、レジ待ちでイライラしていたわたしが、相手を責める前に見直したことです。
